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アメリカの医療事情 その2

ちょっと前の話になりますが、去年の12月に行きつけの歯医者さんに歯のクリーニングをしに行きました。

アメリカでは歯の治療費はものすごく高いけど、でも普通のクリーニングや定期健診は、通常100%保険でカバーされます。歯の治療となると保険会社も歯医者に払わなければならない額が大きくなるので、それを予防するためのクリーニングなどは保険会社も推奨しているのだと思います。

なので、私も今後は定期的な予防はちゃんとやっていこうと思い、クリーニングのアポを取りました。

通常保険で全部カバーされるタイプのクリーニングのつもりで行ったのですが、当日になってディープクリーニングを行うということと、ちょっと前に撮ったのに、なぜかまた歯のレントゲンも撮るとのこと。

予約を入れた時とちょっと話が違うなと思ったので、「ちょっと待って。それって全部私の保険で100%カバーされるの?」と歯科衛生士さんに聞くと、「そのはずよ。でも、心配ならあなたの保険会社に電話で確認してもらいましょうか?」と言ってくれました。

なので、「お願いします。こと医療費に関しては、できるだけ事前に確認しておきたいんです。これまでに身に覚えのない請求書を送られたことが何度もあるので。」と言いました。

1、2分後、歯科衛生士さんが「ちゃんと全部100%カバーされるって。」と言いながら戻ってきました。

それに加えてその日の治療費の見積もりもプリントアウトしてもらい、それには私が払わなければならない額は、「$0」と書かれてありました。なので、「じゃ、お願いします。」とクリーニング、レントゲンを撮ってもらい、その日は帰ってきました。

1ヶ月ほどしてから、私の歯の保険会社からこの時かかった医療費の明細書が送られてきて、それに「あなたが歯医者に支払わなければならない額:21ドル」と書かれてありました。

また何かの間違いだろうと思ったのですが、気になって歯医者さんに連絡してみると、「おかしいわね~。うちにはまだその明細書が保険会社から届いてないから詳しいことはわからないけど、でもたまに保険のプランによっては、このクリーニングは80%しかカバーされないこともあるのよね。まあ、あと少ししたらうちにも届くと思うから、それに21ドルって書いてあったら、私が保険会社に連絡してみるわ。」とのことでした。

治療前に確認の電話をしたくせに、何だか釈然としない言い方だなと思いつつ、電話を切りました。

それから2ヶ月近く何の連絡もなかったので、「やっぱりあれは保険会社の手違いだったんだ。」と思っていたところ、歯医者さんから、「どうしてあなたが21ドル払わなきゃならないかわかったわ。説明するので電話下さい。」という留守電が入っていました。

ということは、やっぱり私が21ドル払わないといけないということです。

納得がいかなかったので、まず自分で保険会社にどうしてなのか問い合わせてみると、「このタイプのクリーニングは、あなたの加入しているプランでは80%しかカバーされないから。」というとてもシンプルな答えが返ってきました。

私:「でも、私の歯医者さんは、クリーニングを行う前にあなたの会社に電話で確認したはずです。電話一本かければ、私のプランでは80%しかカバーされないということはわかるはずですよね?」

保険会社:「そうよ。あなたの歯医者さんがその日電話をかけてきてたら記録に残ってるはずだから、ちょっと調べてみましょうか?」

私:「お願いします。」

数十秒後、

保険会社:「その日、あなたの歯医者さんから電話があったという記録はないわよ。」

あれほど治療前にお願いしたのに、保険会社に確認の電話をしてくれてなかった。にも関わらず、「100%カバーされるわよ。」と私に告げ、ディープクリーニングを行ったということです。

これは頭にきたので早速翌朝、仕事に行く途中に歯医者さんに寄りました。経理担当の人はいなかったので、その時受付にいた人に事情を説明してオフィスに着くと、留守電が入っていました。

「ながこ、あなたが今回の請求額について不満を持っていることは聞いたわ。でもね、これは私たちのせいじゃないのよ。これはあなたの加入しているプランのせいなの。まあ、あなたが払いたくないって言うなら今回はこの額は免除してあげるけど、でもこれは本当に私たちのせいじゃないわ。これがあなたの保険のプランなの。それだけよ。」

とまるで、自分には全く非がないようなメッセージが残されていました。

「そんなわけあるか!」と思い歯医者さんに電話をかけなおすと、その経理担当はいなかったのですが、「あなたのことは経理から聞いてるわよ。請求額は免除しといたからって伝言を預かってるわ。」と言われました。

お金を払う、払わないの問題ではなく、私は自分のプランを確認するためにできるだけのことはやったのに、まるで私が自分の保険のプランを理解していないかのような扱い方をされて黙ってはいられなかったので、「経理担当の人と直接話したいので、後日うかがいます。」と伝えました。

そして今日、「一つはっきりさせておきたいことがあります。」と話をしてきました。

「私は治療をしてもらう前に、すべて100%私の保険でカバーされるか、保険会社に確認してほしいとお願いしました。そしたら、あなたたちからは100%カバーされるという答えが返ってきた。治療費の見積書も出してもらい、それには私の負担額は0ドルと書かれていた。だから、私は治療を受けたのです。でも、あなたは実際には、私の保険会社に確認の電話をしてないですよね?」

と言うと、最初は「したわよ。でも、いくら確認をとっても、最終的にはこちらが治療費の請求を保険会社に出すまで、患者の負担額というものは、わからないものなのよ。」などとごまかしていましが、よくよく話を詰めてみると、結局、治療を受ける前には確認を取っていないことを認めました。彼女が保険会社に電話をしたのは、治療後だったとのこと。

「このタイプのクリーニングは、大抵の保険で100%カバーされるので、あなたの場合もそうだと決めつけてしまいました。それは私の非です。認めます。」

ここにたどり着くまで、20分ほどごちゃごちゃと色んなことを言っていましたが、問題は本当にシンプルなこと。患者のリクエストを無視した挙句、患者に嘘の情報を与え、治療にふみきった。それだけです。

せめて、「今、保険会社に電話することはできないわ。」と正直に言ってくれれば、「じゃあ、確認が取れてから、後日改めて治療をお願いします。」と言う選択が私にもあったのに、それすらも与えられなかった。

もしくは、私がお願いした通りちゃんと電話してくれていれば、「保険で100%カバーされる種類のクリーニングだけお願いします。」と言うこともできた。にも関わらず、こちらに問題があるかのような扱い、本当に腹が立ちました。

それに、いくら請求額が免除されたからといって、それで安心というわけにもいきません。これで私のクレジットヒストリーに傷がつくようなことがあったら、元も子もありません。

アメリカに住んでいる限り、クレジットヒストリーは本当に重要だから。なので、こちらに非は全くないということもはっきりさせておきたかった。

とりあえず言いたいことは全部言ってきたので、むかむかした気持ちはおさまりましたが、だからと言って、後味がいいものでもありません。

アメリカに住んでいると時々こういうことにぶつかって、その度にどんどん気が強くなってしまっている気がします。そうして年に一度日本に帰ると、「謙虚さ」を美徳とする文化の中で、なんだか浮いてしまっている自分を感じます。

私の鹿児島にいる友人たちも、芯はすごくしっかりしてるけど、でも本当に謙虚な人たちばかり。そんな彼女たちと会うたびに、「やっぱり素敵だな~。私もああいう人間になりたいな。」と思うのですが、でも、こういう不当な扱いを受けた時に、何も言わずにいるとこの国では踏みつけにされてしまう・・・・。

二つの国を行ったり来たりしている限り、このジレンマはずっと続くのかもしれません。


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COMMENTS

まさしくその通り~! 

むかつくね~、その歯医者! 
ながこさんの書いてること、「そうそう!」って頷きながら読んじゃった~。
ながこさんはアメリカ何年くらい? 
私はもう11年くらいになるんだけど、もうここまで来ると日本にはもう住めないくらい気が強くなるのよ(笑)。で、更にたちの悪いことにそれだけにとどまらず、こちらのやり方が普通になっちゃって日本を理解できなくなるんだよ~。
でもやっぱり自分は日本人で時々日本にも帰るわけで。
永遠のテーマだわ~。

あっぱれ♪

ブログ読んでてイラッってしたけど、ながこさんがきっちりと非を認めさせてくれたのでスッキリしました♪
お金の問題じゃないんですよね!
本当、アメリカの事務処理はいい加減なことが多いので、こちらがしっかりしないといけないとつくづく思います。日本の時のように”事なかれ主義”では渡っていけません。
それにしても英語でこんなやり取りができるながこさんはすごいなぁ~。
私達もアメリカに来て半年。日本にいる時は4か月に一度定期健診に行っていたし、こちらで歯科保険に入っているので早く定期健診に行きたいのですが、思わぬ請求が怖くてまだ勇気が出ません・・。
いつになることやら。とほほ

No title

賢明~~~~!!!!!偉い!!!!良くやった~~!!!!座布団10枚!!!(爆)

なんかね~、私まですっきりした感じです!もうこういうのありすぎですね。私は今のところ歯医者とのトラブルはありませんが、何故かいい眼科医にあたったことありません。12年住んでますが、一度もありません!!!本当に!すっごいムカつきます。医者は問題じゃないんだけど、受付の奴ら!!!本当に態度が超LLLLLですよね。ちょっと質問でもしようものなら、すごい形相で言い返してきますよ。態度もすっごい横柄!どういうことなんでしょうか。なんで自分の非を認めることが、そんなに難しいんでしょうか!あ~すっごい腹立つ!!!あと、自分で何でも勝手に判断しすぎで、医者に質問が通らないこともあります。

ふ~っ、ふ~っ!!!!!もうすっごい興奮してきてしまったので、この辺で。(爆)

No title

私も、非常に似たことが一度ありました! デンタル用の一年間のカバー限度額を超えていたのに「大丈夫」、後から「やっぱり払って」。もしかして、同じ歯医者だったりして(ヒルズボロ近くの日本人の女医さんです)。眼科でも頼んでない検査までされたこととかあったなー(払いませんでしたが)。

ながこさんの頑張りを読んで、私までス~ッキリしました。

ちなみに、上記の歯医者では、私の過去の治療についてウソをつかれました(日本でやってた治療はダメ、私が直しておきます、みたいな)。日本に帰ったら今でも同じ歯医者さんに会ってるために、ウソが判りましたが。結局、日本で全部やり直しました。私は、もうアメリカで歯医者に行くのは諦めてます。

PortlandのAkiko さんへ

Akikoさんもそう思う?よかった~、私だけじゃなかったんだ。なんか、こういうことがあるといつも、一人でもんもんとしちゃうんだよね。私もアメリカはAkikoさんと同じくらいだよ。あと少しで12年になるかな。

>こちらのやり方が普通になっちゃって日本を理解できなくなるんだよ~。

これは、私もわかる!さすがに最近では、そう思うことがあっても口に出さないことも学んだし、いちいち気にしなくもなったけどね。日本ではそれでいいんだって思えるようにもなってきたし。

とは言っても、今でも時々自分の中だけで、ちょっとしたアイデンティティ・クライシスを感じることもあるわけで・・・・。

ほんとに永遠のテーマだね。

savakoさんへ

私も書きながら、一連のことを思い出してイラっとしてました(笑)。

そう、ほんとにお金の問題じゃないんですよ。まさにそのいいかげんな事務処理、何とかならないの!?って感じです。

以前は今みたいに図太くなかったので(笑)、こんなことがあっても泣き寝入りしたことが結構あったんですが、さすがに10年以上もアメリカにいると、しっかり反論もできるようになりました。でも、日本に帰って、”事なかれ主義”にもちゃんと従っていけている友人たちを見ると、彼女たちが本当に大人に見えるんですよね。それに比べて、自分は小さいことにいちいち反応しているようにも思えて、考えてしまうこともあります。

ほんとに、歯医者でも他の医者でも、この国では思わぬ請求が来ることがあるので、怖いですよね。

pontaさんへ

太字でのお褒め、ありがとうございます(笑)。

ほんと、こういうことありすぎですよね。それに、そう、受付!おっしゃってること、すっごくよくわかります。つい先日、似たようなことがありました。この歯医者じゃなくて、別の病院だったんだけど、ちょっとした質問をしたら、「はぁ?」みたいな態度が返ってきました。ほんとに横柄でXXXXXLくらいな態度でしたよ。その時は、いちいち注意するのもあほらしかったので、「生理前なのね~。」くらいに思うことにしたんですけどね。

それに、自分の非をほんっとーに認めたがらないですよね。今回の彼女もそうだったけど、可能な限り話や言葉を変えまくって、自分の非を認めようとしない。そういう人を見ると、「政治家にでもなった方がいいんじゃないの?」って言いたくなります。

Mさんへ

Mさんのその歯医者さんもかなりひどいね!しかも同じ日本人にそんなことするなんて、私だったら腹立ちまくって、自分を抑えるの大変そう・・・。

今回はかなり頭にきたからしっかり反論してきて、向こうの非を認めさせた直後はすっきりしたけど、でも、やっぱりこんなことしないですむにこしたことはないんだけどね。

これで違う歯医者にしようと思ってるけど、また似たようなことになるのかなと思って、私もこっちで今後歯医者に通い続けられるか、ちょっと迷ってる。同じような理由で、年に一度の胃カメラは日本でやってるんだけどね。アメリカの医療システムって、ほんとに腐ってるよね。

No title

すごいいい加減な対応だね。びっくり。アメリカの保険がややこしいのはなんとなく分かるけど、病院もかなりいい加減だね。日本でそんな対応したら訴えられそう。でもよく話しにいったね。こっちには全く非はないけど、そうゆう内容の話ってほんとにパワー使うし、疲れちゃうよね。お疲れ様でした。来週そつで癒してあげるからね。

fumi&kayoへ

すごいよね。病院も保険会社も結局お金を稼ぐことしか考えてないんだよね。病院側は保険会社から徴収できなかったら、患者から搾取するだけって感じだね。留守電に残されてたメッセージがね、かーなーり失礼で、黙ってられなかったんだよね。

いよいよ来週だね。楽しみにしてるね☆

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