自分ケア
結構書きたいことがたまっていたのに、今週は2日間にわたって派手な夫婦ゲンカ。
本気で「離婚だ!!」などと言い争ったりしていたので、ブログどころではありませんでした。先日こんな記事を書いたばっかりなのに、何やってんだか・・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
それはさておき。
ここ最近、私にしてはちょっと予定が立て込んでいたので、今週末は何も予定を入れずゆっくり過ごそうと思っています。そこで、思いついたのが、私にとってはかなり贅沢な時間の過ごし方。
近くの公立図書館からたくさん本を借りてきました。この図書館、日本語の本も結構たくさん置いてあるので、助かります。自分が読みたいと思って手に取った本ばかりなので、こうやって目の前に並べるだけでわくわくします。
この週末は、ソファにどてっと寝そべりながら、この本たちをゆっくり読もうと思います。
と言うか、一つはもう読み始めてるのですが。それは、この本。
タイトルに惹かれて借りたのですが、かなり読みやすい。一つ一つの章がかなり短くて、文字通り一分で読めてしまいます。
本の内容を簡単に要約すると、この本の著者が見出した「できる人間の法則」は、「どんな状況にあっても自分自身のケア(手当て)ができること」。以下は抜粋です。
人間関係に傷つく弱さがあっていい。上司と衝突する意地も結構だ。自己嫌悪に陥る迷いがあってもかまわない。
ただ、「できる人」は、傷ついたり、ぶつかったり、迷ったりした時に、必ず自分を手当てしている。そして、心をこまめに回復させている。
今ほどこの言葉が心にしみる時は、いまだかつてなかったかもしれません。
実を言えば去年は、仕事面だけでですが、ちょっとウツっぽくなっていました。
「ウツ」なんて言葉を軽々しく使ってはいけないのかもしれませんが、本当に必要最低限こなさなければいけない仕事しかする気になれませんでした。
常に新しい知識を吸収していかなければならない職種なので、今の会社に入ってからずっと、業務時間以外も自分がテストしているソフトウェアのソースコードについてもっと詳しくなろう、使われているプログラミング言語をもっと学ぼう、とにかくあらゆるスキルを身につけようと自分なりに努力してきました。
でも、このブログでも何度も書いてきたことなのですが、私の上司はプログラミングの経験が全くない人なので、私のやっている仕事の内容が全くわからない。なので、正当な指示をもらえないし、評価もされない。
それはそれで、コミュニケーションのスキルを向上させるいい機会だと、「ピンチをチャンスに!」の精神で、いつかは話が通じるようになるだろうと思ってやってきたのですが、3年経っても一向に状況は変わらない。上司が私の話をわかるふりをするのも変わらない。
決定打となったのは、去年のある時、上司との面談の中で彼に私が書くテストプログラムのことについて話していた時のこと。
その時、私は20のテストプログラムを書くことことを課せられていたのですが、それ以外のテストの作業がものすごく忙しかったし、そちらの方が重要だと思ったので、書くプログラムの数を15に減らしてほしいと頼みました。
そうすると、彼は私がその時点で書き終わっていた13のテストプログラムに要した時間を聞いてきたので、「全部で2、3日ほどかかりました」と言うと、「たった2、3日ぃ~!?」と言いながらいきなり大笑い。
要するに、「たったそれだけの時間しか必要としなかったということは、残り7つのテストを書くのにもそんなに大した時間はいらないはず。それなのに、君は文句を言ってるのか、片腹痛いね、まったく」というわけです。
でも、上司がそのテストプログラムを全く書いたことがないのは自分でもそう言っていたし、周知の事実。つまり、一つのプログラムを書くのにどれだけの時間と知識が必要なのか、彼は全く知らないのです。彼はソースコードさえ読めないのだから、それぞれのプログラムの難易度すら知らないはず。
残り7個のテストプログラムに必要な時間は、テストの対象となるソースコードを見てみなければわからない。ソースコードが複雑なものであれば、テストプログラムを1つ書くのに1日かかることもよくあることだし。
それなのに、この発言。私は怒るのを通り越して、呆れ果ててしまって、何も言えませんでした。
「じゃあ、あなたが書いてみれば?あなただったら、どこから取り掛かっていいかもわからないんじゃないですか?」と言おうかなとも思ったし、別に言ってもよかったと思うのですが、なぜかそういう気にすらなれませんでした。人間、本当に呆れた時って、言葉も出ないものなのかも。
私がこの時この13のプログラムを2、3日で書き上げられたのは、このソフトウェア開発に携わったそれまでの3年間の経験とその間に積み上げられた知識があったからなのに。
それに、その後のプロジェクトのスケジュールを考えると、その2、3日間ですら、私としてはできれば集中して新機能のテストに費やしたかったのに。
この時、頭の中で思っていたことはただ一つ。「こんな何もわかってないやつが、私の上司なのか・・・・。」
いまだに、何の根拠を持って2、3日が「たったそれだけの時間」だったのか、わかっていません。「業務時間中は肝心の新しい機能のテストで忙しかったので、このテストのいくつかは家に帰ってから書いたんだけど」と言うと、やっと笑うのをやめてくれましたが。
それ以来、それまでやっていた残業や業務時間外の勉強もぴったりやめ、とにかく最低限やらなきゃいけないことだけをこなすようになりました。というか、それ以外のことをやる気力が、それまでを考えると不思議なくらい出てこないんです。
テストの作業自体は大好きなので、一旦やり始めるとつい夢中になってしまうのですが、ふと、「こんなに一生懸命やっても、あのバカ上司には全く理解されない、つまり正当な評価はもらえない・・・・。」という考えがむくっと出てきて、一瞬でやる気がなくなってしまう。
今年になってもそういう状態は続いていたので、今の私にぴったりだ!と思って、気がついたら、この本を手に取っていました(笑)。
でも、このアホ上司が休みだった先日の午後にチームメイトたちとおしゃべりしていて、他のメンバーたちも彼とのコミュニケーションは難しい、というか彼が何言ってるかわからない、彼が自分に何を期待しているのかわからないと感じていることがわかりました。
私が、「私だけかと思ってたー!私は英語が母国語じゃないから、だから、いつも彼とのコミュニケーションはうまくいかないのかなって思ってた。」と言うと、「関係ない、関係ない。」とのこと。ちょっと気分が軽くなりました
とりあえず、今週末はおいしいお茶を飲みながら好きな読書をたくさんして、そして夜はワインでも飲んで、私なりの自分ケアに励みます。まあでも、そのうち少しずつ履歴書をアップデートいこうとも思っています(笑)。
本気で「離婚だ!!」などと言い争ったりしていたので、ブログどころではありませんでした。先日こんな記事を書いたばっかりなのに、何やってんだか・・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
それはさておき。
ここ最近、私にしてはちょっと予定が立て込んでいたので、今週末は何も予定を入れずゆっくり過ごそうと思っています。そこで、思いついたのが、私にとってはかなり贅沢な時間の過ごし方。
近くの公立図書館からたくさん本を借りてきました。この図書館、日本語の本も結構たくさん置いてあるので、助かります。自分が読みたいと思って手に取った本ばかりなので、こうやって目の前に並べるだけでわくわくします。
この週末は、ソファにどてっと寝そべりながら、この本たちをゆっくり読もうと思います。
と言うか、一つはもう読み始めてるのですが。それは、この本。
タイトルに惹かれて借りたのですが、かなり読みやすい。一つ一つの章がかなり短くて、文字通り一分で読めてしまいます。
本の内容を簡単に要約すると、この本の著者が見出した「できる人間の法則」は、「どんな状況にあっても自分自身のケア(手当て)ができること」。以下は抜粋です。
人間関係に傷つく弱さがあっていい。上司と衝突する意地も結構だ。自己嫌悪に陥る迷いがあってもかまわない。
ただ、「できる人」は、傷ついたり、ぶつかったり、迷ったりした時に、必ず自分を手当てしている。そして、心をこまめに回復させている。
今ほどこの言葉が心にしみる時は、いまだかつてなかったかもしれません。
実を言えば去年は、仕事面だけでですが、ちょっとウツっぽくなっていました。
「ウツ」なんて言葉を軽々しく使ってはいけないのかもしれませんが、本当に必要最低限こなさなければいけない仕事しかする気になれませんでした。
常に新しい知識を吸収していかなければならない職種なので、今の会社に入ってからずっと、業務時間以外も自分がテストしているソフトウェアのソースコードについてもっと詳しくなろう、使われているプログラミング言語をもっと学ぼう、とにかくあらゆるスキルを身につけようと自分なりに努力してきました。
でも、このブログでも何度も書いてきたことなのですが、私の上司はプログラミングの経験が全くない人なので、私のやっている仕事の内容が全くわからない。なので、正当な指示をもらえないし、評価もされない。
それはそれで、コミュニケーションのスキルを向上させるいい機会だと、「ピンチをチャンスに!」の精神で、いつかは話が通じるようになるだろうと思ってやってきたのですが、3年経っても一向に状況は変わらない。上司が私の話をわかるふりをするのも変わらない。
決定打となったのは、去年のある時、上司との面談の中で彼に私が書くテストプログラムのことについて話していた時のこと。
その時、私は20のテストプログラムを書くことことを課せられていたのですが、それ以外のテストの作業がものすごく忙しかったし、そちらの方が重要だと思ったので、書くプログラムの数を15に減らしてほしいと頼みました。
そうすると、彼は私がその時点で書き終わっていた13のテストプログラムに要した時間を聞いてきたので、「全部で2、3日ほどかかりました」と言うと、「たった2、3日ぃ~!?」と言いながらいきなり大笑い。
要するに、「たったそれだけの時間しか必要としなかったということは、残り7つのテストを書くのにもそんなに大した時間はいらないはず。それなのに、君は文句を言ってるのか、片腹痛いね、まったく」というわけです。
でも、上司がそのテストプログラムを全く書いたことがないのは自分でもそう言っていたし、周知の事実。つまり、一つのプログラムを書くのにどれだけの時間と知識が必要なのか、彼は全く知らないのです。彼はソースコードさえ読めないのだから、それぞれのプログラムの難易度すら知らないはず。
残り7個のテストプログラムに必要な時間は、テストの対象となるソースコードを見てみなければわからない。ソースコードが複雑なものであれば、テストプログラムを1つ書くのに1日かかることもよくあることだし。
それなのに、この発言。私は怒るのを通り越して、呆れ果ててしまって、何も言えませんでした。
「じゃあ、あなたが書いてみれば?あなただったら、どこから取り掛かっていいかもわからないんじゃないですか?」と言おうかなとも思ったし、別に言ってもよかったと思うのですが、なぜかそういう気にすらなれませんでした。人間、本当に呆れた時って、言葉も出ないものなのかも。
私がこの時この13のプログラムを2、3日で書き上げられたのは、このソフトウェア開発に携わったそれまでの3年間の経験とその間に積み上げられた知識があったからなのに。
それに、その後のプロジェクトのスケジュールを考えると、その2、3日間ですら、私としてはできれば集中して新機能のテストに費やしたかったのに。
この時、頭の中で思っていたことはただ一つ。「こんな何もわかってないやつが、私の上司なのか・・・・。」
いまだに、何の根拠を持って2、3日が「たったそれだけの時間」だったのか、わかっていません。「業務時間中は肝心の新しい機能のテストで忙しかったので、このテストのいくつかは家に帰ってから書いたんだけど」と言うと、やっと笑うのをやめてくれましたが。
それ以来、それまでやっていた残業や業務時間外の勉強もぴったりやめ、とにかく最低限やらなきゃいけないことだけをこなすようになりました。というか、それ以外のことをやる気力が、それまでを考えると不思議なくらい出てこないんです。
テストの作業自体は大好きなので、一旦やり始めるとつい夢中になってしまうのですが、ふと、「こんなに一生懸命やっても、あのバカ上司には全く理解されない、つまり正当な評価はもらえない・・・・。」という考えがむくっと出てきて、一瞬でやる気がなくなってしまう。
今年になってもそういう状態は続いていたので、今の私にぴったりだ!と思って、気がついたら、この本を手に取っていました(笑)。
でも、このアホ上司が休みだった先日の午後にチームメイトたちとおしゃべりしていて、他のメンバーたちも彼とのコミュニケーションは難しい、というか彼が何言ってるかわからない、彼が自分に何を期待しているのかわからないと感じていることがわかりました。
私が、「私だけかと思ってたー!私は英語が母国語じゃないから、だから、いつも彼とのコミュニケーションはうまくいかないのかなって思ってた。」と言うと、「関係ない、関係ない。」とのこと。ちょっと気分が軽くなりました
とりあえず、今週末はおいしいお茶を飲みながら好きな読書をたくさんして、そして夜はワインでも飲んで、私なりの自分ケアに励みます。まあでも、そのうち少しずつ履歴書をアップデートいこうとも思っています(笑)。
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COMMENTS
No title
pontaさんへ
そう、そうなんですよね。もう彼が上司になる器じゃないってことは、誰の目にも明らかなんです。今やチームメイトといつも言ってるのが、「一体彼はどうやってマネージャーになれたの?!」ということです。こっちでは、とにかく自分をよく見せることに長けてる人が出世する傾向にあるので、彼の場合もそうかもしれません。
おっしゃる通り、本当にこういうことはどこに行ってもあるんだろうなって思います。なので、ある程度はね、よくあることって済ませられるんですが、たま~にこうやって鬱憤を晴らさないとやり切れなくなるんですよね。
日本のお笑い!それはいい考えですね。早速何かないかYoutubeあたりで探してみます。いいアイデアをありがとうございます
おっしゃる通り、本当にこういうことはどこに行ってもあるんだろうなって思います。なので、ある程度はね、よくあることって済ませられるんですが、たま~にこうやって鬱憤を晴らさないとやり切れなくなるんですよね。
日本のお笑い!それはいい考えですね。早速何かないかYoutubeあたりで探してみます。いいアイデアをありがとうございます
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でも他の社員も同じこと感じてたってことを発見できてよかったですね。こんなとき日本のお笑いがあれば、Good!思いっきり笑えることがあるといいね~。